2011年8月11日木曜日

転職理由の説明は再就職の合否につながります

面接にあたって、たいてい聞かれるのが転職の理由です。

就職活動の面接で転職の理由を聞くのは、

その質問の答えを聞くことでどんな人物なのか知るという意図もありますが、

以前の仕事を辞めた理由と同じような理由で今回の会社をやめたりしないか

確認するためでもあります。

残業が多くて仕事を辞めました、という人は、

社員に残業を求める傾向のある会社では恐らく採用されにくいでしょう。

同じ理由でいずれ辞めていくだろうからです。

一方、辞めた理由が人間関係のトラブルなら、環境が変われば問題は

なくなるようにも思えます。

しかし、漠然と人間関係が悪かったというだけの転職理由では就職活動では

不利になりかねません。

面接をする人によっては、職場の顔ぶれはは変わっても、

協調性に乏しい人間なら同様のトラブルが発生するかもしれないと

判断する可能性があります。

また、周囲の人が原因で問題が起きた、

自分は悪くないと言うような人はまず断られます。

他人に責任を転嫁し、自分の問題を考えていないという

印象を与えることになるためです。

転職理由が職場での人とのトラブルであることを隠すことはないでしょう。

就職活動で重要なのはそれをどのように表現するかです。

面接の場では、表現を少し工夫することで採用確率がぐっと違うものです。

問題点を明瞭に、トラブルの原因は何で、

対応はどのようにしたかなどを具体的に盛り込みながら話をしましょう。