2010年11月23日火曜日

ニートと就職活動





最近ニートという言葉を耳にします。

十数年前にフリーターという言葉が生まれ現在も使われています。

ところで,現在使われるニートとは,どんな人達を指して言うのでしょうか。

ニートは、イギリス生まれの言葉で,就職や職業訓練などをしていない人を指します。

ニートは,フリーターとは別のものとして区別されています。

正社員ではなくても、アルバイターやパートタイマーなどの何らかの形で仕事をしている人のことはニートとはいいません。

ニートはどのような仕事にもついてなく,かつ就職活動等も行っていないという人達をいいます。

そのため日本では,ニートという言葉を使うときは少々悪いイメージが感じられます。

就職する意欲を失った若者やひきこもりを指し、どうしてもマイナスのイメージが強いのです。

近年、働く意欲もなく就職活動にも消極的な人達が多いです。

日本国内では社会問題になるほどです。

これは,本人だけのせいでなく,最近の雇用情勢の悪化とも関係することですが

働く機会、働く意志、働く環境などが奪われているということなのかもしれません。

イギリスでニートという言葉を使う時は、働いていない人を広く指し示しているだけのようです。

イギリスのニートはボランディアや育児に従事している人のことも指しますし、

休職中や離職中の人も全てニートです。

日本で捉えられているほど悪いイメージは感じられません。